様々な疾患の原因を引き起こしかねない

内臓脂肪の弊害

メタボリックシンドローム(代謝症候群)とは、内臓脂肪が増え、代謝の異常が起こる疾患のことです。

内臓脂肪などによって、血糖、脂質、血圧などに異常をきたし、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす原因を作りやすくします。その他、大腸ガン、前立腺ガン、乳ガン、子宮ガン、胃ガンの原因となる報告も出されているなど、健康を阻害する大きな要因となってしまいます。

内臓脂肪が増えると、血中に糖を取り込む糖代謝やホルモンの働きに悪影響を与え、血圧や脂質、血糖値の異常が起こりやすくなってしまうほか、善玉ホルモンであるアディポネクチン(抗動脈硬化作用のほか、抗ガン作用もある有益な働きをする)の量の減少を引き起こす。

また、インスリンの働きを弱めることにもなり、それを補うためにインスリンの分泌量が増えます。インスリンは細胞分裂を活発にする作用があるためガンの目が出やすくなってしまうという結果に繋がります。

メタボリックシンドロームの基準

以下の4項目のうち、2項目以上を満たす人がメタボリックシンドロームとなります。

@腹周り(へその位置で計測):男性85cm以上、女性90cm以上

A血清脂質:中性脂肪150mg/dl以上か、HDL(善玉)コレステロール値40mg/dl未満又は、コレステロールを下げる薬を飲んでいる人

B血圧:収縮期血圧130mg以上か拡張期血圧85mnHg以上又は、血圧を下げる薬を飲んでいる人

C血糖値:空腹時血糖値:110mg/dl以上又は、血糖値下げる薬を飲んでいるかインスリン注射を使用している人